
腹腔鏡下手術を国内でも早くから小児外科疾患に応用しており、2019年には小児外科領域では日本で初めて、最先端の8K内視鏡外科システムを導入しました。
当院の小児外科では、8K内視鏡外科手術で、1,000件は優に超える多数の実績があります。(8K内視鏡手術について*下記へリンク)
超高精細な大画面8Kモニターで行う私たちの繊細な鏡視下手術では、小児の非常に微細な血管や神経を傷つけずに温存することが可能となり、お子様の将来を考え、安全・確実な外科治療を目指して、丁寧に行っています。
臍の傷だけで鏡視下手術を行う「単孔式腹腔鏡手術」を積極的に行っており、虫垂炎やヒルシュスプルング病、鎖肛、人工肛門造設や卵巣腫瘍切除など多岐にわたる手術を対象に、できるだけ傷を残さない、お子様に優しい手術を提供しています。

先天性胆道拡張症に対して、ロボット支援下手術を行なっています。
小児患者に対するロボット支援下手術は、国内で施行できる施設は限られていますが、当院では上記疾患に対し導入が完了しています。
ロボット支援下手術では、腹腔鏡手術と同様に小さい傷を数箇所開けることで手術を行い、お子様にとって低侵襲な手術で、さらに緻密な手術操作が可能であり、高品質の手術を提供することができます。今後は、適応疾患の拡大を目指しています。(手術動画)