病院助教 吉本 紗季子

関西医科大学を選んだ理由

もともと関西医科大学で初期研修をしており、その中で土井教授をはじめとする先生方の指導を受けました。この環境で学び続けることで、自分にとって最良のキャリアを築いていけると感じ、関西医大での道を選びました。

小児外科を選んだ理由

もともとは小児科志望でしたが、ポリクリで外科を回る中で手術にも興味を持つようになりました。「子どもに関わることができて、なおかつ外科的手技もできる」そんな両方の魅力があるのが小児外科でした。自分のやりたいことをすべて詰め込める場所として、小児外科を選びました。

今までで大変だったこと

性格的に少し忘れっぽいところがあるので、その都度いろいろな壁にぶつかってきました。特に、重症の患者さんが亡くなってしまうような経験は、やはり辛く、心が沈む瞬間があります。小児外科に限らず、医師としてこのような場面に向き合いながら乗り越えていくことは、とても難しく、大きな課題だと感じています。

今まででうれしかったこと

印象に残っているのは、0歳から診ていた患者さんが大きくなり、2歳、3歳、あるいは小学生になって、元気に「ありがとう」と話しかけてくれるようになった時です。そうした成長の過程に関われることが、何より嬉しく、やりがいを感じる瞬間です。

悩んだときはどうしているか

悩んだときには、まずは一番身近な先輩に相談しています。関西医大小児外科は、教授との距離もとても近く、直接相談できる環境が整っているため、本当に心強いです。周囲に相談しやすい先輩方が多く、安心して日々を過ごせています。

チームの雰囲気について

外科と聞くと、「ピリッとした雰囲気」や「厳しそう」というイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、関西医大小児外科はまったく違います。冗談を言い合えるような温かい雰囲気がありつつ、やるべき時はしっかりと集中する「オンとオフの切り替え」がしっかりできているチームです。とても働きやすく、前向きに頑張れる環境です。

これから来る方へのメッセージ

入局先をどこにするか迷う方も多いと思いますが、「ここがいいかも」と思った最初の印象はとても大切です。私たちの医局を選んでいただければ、きっと後悔はさせません。一緒に働ける日を楽しみにしています!